360度映像編集

 今回は360度映像の撮影でクライアント様のショールームに伺いました。撮影、ナレーション収録、カット編を1日で行いました。弊社では360度映像のカット編集をAdobe Premiere Proで、CG加工、合成をAfter Effectsで行っています。今日はAfter Effects上で行うCG合成のTipsを少し紹介したいと思います。

 360度映像をそのまま開くと上記のように空間がゆがんだような映像になります。ここにテロップやCGを合成して映像を作っていきますが、この状態の映像を加工するのはとても大変なのでAfter Effectsの便利な機能「VR Comp Editor」を使用します。「VR Comp Editor」の「2D編集を追加」を押すと「VR2編集」という名のコンポジションが立ち上がります。このコンポジション上で「周回ツール」を使用すると実際に360度映像を動かすことができます。これで編集を加えたい場所を画面の中心に持っていくことでCG合成や、テロップの挿入、撮影時の三脚などを消す編集を行うことができるようになります。

 弊社ではイベントに関わる映像制作に限らず、様々な映像コンテンツの制作を行っております。今回ご紹介したような360度映像の撮影、編集も行っておりますので、映像に関するお困りごとなどお気軽にお問い合わせください。